<J1:横浜4-0磐田>◇第29節◇20日◇日産ス

 磐田は横浜に完敗した。負傷離脱のエース前田を欠き、攻撃陣は沈黙。今季ワーストタイの4失点を喫し、3シーズンぶりの3連敗となった。

 磐田はなすすべなく、大敗した。前半14分、自陣からのパス回しでボールを奪われ、先制点を許した。それでも、パスサッカーを貫いた。しかし、効果的な攻撃にはつながらない。逆に、中盤での組み立てでパスミスを連発し、カウンターから失点を招いた。惜敗した静岡ダービーの試合後同様、サポーターからブーイングを浴びせられた。肩を落とす選手のあいさつにも力はなかった。

 森下仁志監督(40)は「選手にはスコアを含めて完敗だったと伝えた」。この日は左もも裏を負傷している前田が欠場。攻撃の起点となる「ターゲット」を欠き、ボールの出しどころが見つからなかった。1トップに入った山崎はボールをキープする時間が少なく「もっと裏に抜ける動きが必要だった」。普段以上につなぐスタイルを徹底したが、あだとなった。

 次戦はホームで仙台を迎える。MF山田は「くよくよしている暇はない。今日の課題をみんなで共有したい」。MF松浦も「やらなきゃいけないことは変わらない」と気持ちを切り替えた。ホームで上位チームに勝てば、再び目標のACL出場権獲得が見えてくる。【神谷亮磨】