<J2:北九州1-2山形>◇第5節◇24日◇本城
理想の三角形が3連勝を呼んだ。山形が北九州に競り勝ち、勝ち点を9に伸ばして3位に浮上した。前半32分、MFロメロ・フランク(25)の2試合連続ゴールで先制。前半終了間際にPKで追いつかれたが、後半10分にMF宮阪政樹(23)の豪快なミドルシュートで勝ち越した。アウェーでは昨年8月19日愛媛戦以来、7カ月ぶりに勝ち点3を奪った。
鮮やかな決勝点だった。敵陣深くでボールを奪ったFW山崎から中央のフランクへ。DF2人を引きつけると、前方にFW万代、右後方には宮阪がフリーで待っていた。フランクから万代へつなぎ、最後は宮阪がシュート。連敗時に奥野監督は「前線の選手の距離が課題」としていたが、試合を重ねるごとに連係は確実に上がっている。
宮阪も迷いなく右足を振り抜いた。2節福岡戦でプロ入り後初めてベンチで出番のない90分を過ごし「悔しかった。自分を使って欲しかった」。屈辱をバネに、スタメン復帰後は2得点で3連勝に大きく貢献。抜群の存在感を証明した。
開幕5戦の勝ち点は昨季と同じでも、今季は無得点試合はない。流れの中から相手を崩して生まれ続けるゴールが、進化を証明している。




