失点パターンを克服して4連勝を狙う。J2山形は今日31日、ホーム横浜FC戦(NDスタ)を迎える。30日の前日練習では、主力組と控え組に分かれて、ここまで7失点のうち3失点している相手セットプレー時の守備を確認。奥野僚右監督(44)は「ピンチではなく(カウンターの)チャンスととらえたい」と、クリアした後も想定しながら指示を送った。

 相手の攻め方はわかっている。横浜FCは5節終了時点でクロス数がリーグ2位の100本。両サイドから1トップの187センチFW田原に合わせてくるパターンが多い。山形は前節でアーリークロスからPKを献上しただけに、DF山田は「シンプルで、すごく分かりやすい。やられちゃいけない」と警戒。DF作田も「1対1の勝負で負けないこと」と気を引き締めた。現在のDFラインも4試合目で連係は着実に向上。毎試合得点の攻撃陣を後方から支え、連勝を伸ばしたい。【鹿野雄太】