<ナビスコ杯:川崎F2-1磐田>◇1次リーグ◇3日◇等々力

 A組の磐田は川崎Fに敗れ、ナビスコ杯で初黒星を喫した。前半終了間際にセットプレーで先制されると、後半もパスミスから失点。後半途中から2戦連発中のMF松浦拓弥(24)、3戦連発中のFW金園英学(24)を投入し、超攻撃布陣で打開を図った。金園の4戦連発弾で1点を返したが追いつくことはできず、ナビスコ杯3連勝はならなかった。

 ナビスコ杯2連勝中の磐田は、2トップに、今季初めてFW前田遼一(31)と阿部吉朗(32)のコンビを起用。山田大記主将(24)はベンチスタートで、トップ下に若きストライカー小林祐希(20)が名を連ねた。

 序盤で磐田は左サイドのベテラン金沢浄(36)右サイドの駒野友一(31)を起点にチャンスをつくるもゴールには届かない。逆に、川崎Fは中盤で細かいパスをつなぎボールを支配し始めた。磐田も縦パスで前につなごうとするが、相手の激しいマークでボールがうまく回らない。

 初先発の小林祐は持ち味の前へ向かう姿勢を出そうとするも、なかなか前を向かせてもらえない。ロングボールで前線に送るがセカンドボールをことごとく拾われた。前半20分過ぎからは、相手の波状攻撃に耐える時間帯が続いた。3バックのDF菅沼駿哉(22)伊野波雅彦(27)チョ・ビョングク(31)が冷静に対応し防戦するも、前半終了間際の44分、相手FKからFW大久保嘉人(30)に決められ得点を許してしまった。これで公式戦3試合連続でセットプレーからの失点。0-1でリードされ前半を折り返した。

 後半は小林祐に代えて、MF山田を投入したが、後半早々、パスミスから追加点を許してしまう。しかし、松浦、金園と好調な攻撃的選手を入れ、攻めを加速させた。山田が入ることでボールが回り始め、CKから金園の4戦連発弾で1点を返した。

 防戦一方だった前半に対して、後半は攻撃サッカーがよみがえり、相手ゴールに攻め込む時間帯が多かったが、あと1点が遠かった。【岩田千代巳】