<J1:川崎F3-1柏>◇第28節◇6日◇等々力

 得点ランクトップを走る川崎Fの元日本代表FW大久保嘉人(31)が、柏戦で2ゴールを挙げる活躍を見せた。試合中に頭を強打するアクシデントにも見舞われたが、持ち前のガッツでフル出場。今季通算得点を21に伸ばし、自身初となる20点の大台をクリアした。日本人選手としては02年高原直泰(当時磐田、26点)以来となる25点を目指し、今後もゴールを決めまくる。

 前半6分に「大久保劇場」の幕が開いた。右足で今季20点目を挙げると「今まで12年間(ヤジを)言われてきたから」と相手サポーター席付近へ。「聞こえないよ」と両手を耳にあてる挑発ポーズを繰り出した。

 ところが同9分にアクシデント。柏DF近藤ともつれ、MF谷口の体に頭を強打。全身が動かなくなり、声も出なくなった。首を固定され、担架で運びだされた。だが必死に「代えないでくれ」と訴えた。足のまひが取れ始めた3分後に試合に復帰。上半身にしびれが残るままPKも決めた。

 これで今季21点。試合後、「どんどん取り続けるだけ」と意気込んだ。