今季限りで柏との契約が満了するMFジョルジ・ワグネル(35)が13日、日本国内移籍の可能性が消滅したことを明かした。Jリーグの他クラブ移籍を視野に「(母国)ブラジルに戻るか日本に残るかは五分五分」と話していたが「日本は難しくなった。ブラジルに行く」と説明した。接触したクラブと条件面で折り合わず、移籍先を母国に一本化。下部組織から所属していた古巣の同国1部バイーアなど、計5クラブとの交渉が大詰めを迎え、近日中にもまとまる見通しという。ワグネルは11年にサンパウロから加入。同年のJ1、12年の天皇杯、今年のナビスコ杯制覇に貢献した。