<J1:C大阪4-1清水>◇第3節◇15日◇ヤンマー
清水はC大阪に1-4で敗れ、今季初の連敗を喫した。0-1で迎えた前半23分、FW大前元紀(24)がJ1通算100試合出場を自ら祝うPKを決めたが、同32分に勝ち越し点を献上。後半終了間際にも2点を追加されて、98年以来16年間勝利のない鬼門の前にまたしても屈した。次節も無観客でのアウェー浦和戦(23日午後3時、埼玉)と厳しい戦いは続く。
試合終了の笛と同時に、清水イレブンはうなだれた。98年8月1日を最後に、16年間勝利のない敵地C大阪戦で待っていたのは、無残な結果だった。守備が崩壊して4失点の完敗。DF平岡康裕(27)は「同じミスを何度も繰り返した。4点すべてがいらない失点」と、厳しい表情で振り返った。
前半15分、右サイドバックで今季初先発したMF石毛秀樹(19)の背後をロングボール1本で突かれて先制点を献上。同点で迎えた同32分には、セットプレーからDFカルフィン・ヨンアピン(27)が競り負け、勝ち越しを許した。後半42分に再びセットプレーからネットを揺らされると、ロスタイムにはまた右サイドの裏を突かれて万事休す。最後の最後まで修正は利かなかった。
せめてもの救いは、2試合ぶりに先発したMF竹内涼(23)の躍動とエース大前の今季1号だった。竹内は序盤から積極的にボールを受けて攻撃にリズムを作ると、前半27分には正確なクロスでFWノバコビッチ(34)の決定機を演出。大前は、同23分に自身通算100試合出場を記念するPKを冷静に決めた。
次節は19日のナビスコ杯仙台戦を挟んで、無観客でのアウェー浦和戦と厳しい戦いが続く。ゴトビ監督は試合後の会見で「皮肉なのは、セレッソにはあれだけ才能のある攻撃陣がいるが4点中3点は守備陣の得点だった」と口にしたが、FW陣をいくら止めようが失点は失点。3連敗阻止には、1日でも早い修正が必要だ。【前田和哉】



