<J1:神戸3-1浦和>◇第5節◇29日◇ノエスタ
無観客試合後、初のリーグ戦となった浦和は、戻ってきたサポーターに勝利を届けることはできなかった。前半35分にMF梅崎司(27)のゴールで先制するが、後半3失点で逆転負け。単純なミスの連続から崩れた。ペトロビッチ監督(56)は「相手の圧力に押し込まれ、自分たちのサッカーができなかったことが敗因」と振り返った。前節が無観客試合だったことや、ゴール裏のサポーターグループ11団体が自主解散した影響については「コメントが難しい。サッカーは、恐れる気持ちが敵だ。神戸の1点目はプレゼントしたようなものだ」と言葉を選んだ。
駆け付けた浦和サポーターは約3000人。11団体が解散したことで、まとめ役となるコールリーダーが不在となり、先導する太鼓もなし。自然発生的な応援となった。試合が進むにつれ応援は息が合っていったが、浦和のサッカーは推進力を失い、ちぐはぐになった。前半、背中で声援を受けたGK西川周作(27)は「やっぱり応援があるのは心強かった。後半、反対側のスタンドも迫力があった」と話した。チーム、サポーターともに本来の姿を取り戻すにはもう少し時間がかかる。ホームに戻り、次の1歩を踏み出すしかない。【高橋悟史】



