<J1:柏3-2浦和>◇第9節◇26日◇柏
浦和は最後まで勝ち点3にこだわって敗れた。前半に先制後、後半に逆転を許すも後半30分にDF阿部のゴールで振り出しに戻す。午後1時開始で、暑さから足が止まり始めた直後の起死回生の同点弾。残り15分を慎重に進める選択肢もあったが、ペトロビッチ監督(56)は勝ちにこだわった。
同33分から、ほとんどやったことのない4バックを採用した。狙われていた3バックのサイドのスペースをケアするわけではなかった。MF(4バックの時はサイドバック)宇賀神は「原口の攻撃力を最大限に生かすためのもの」と振り返った。
4バック移行後は、FW李、興梠の2トップにして左MFは原口。右MFには関根、ボランチの1人は柏木と攻撃的な選手がずらりと並んだ。残り4分で李に代えてMF青木を投入。3バックに戻したが、攻撃一手は変わらなかった。見え見えのカウンター狙いに徹する柏に、ロスタイムには中央から突破を試み、逆襲を食らって黒星。昨季のデジャビュのような光景だった。攻撃的で美しく散ると言えば聞こえはいいが、タイトルへは割り切った戦い方も必要になる。【高橋悟史】



