川崎FのMF中村憲剛(33)が17日、再スタートを強調した。W杯メンバー落選から一夜明けた13日に、ブログにつづったコメントが大きな反響を呼んでいる。川崎市内での練習後「俺自身、驚いている。あれを書かないと(14日のACL)FCソウル戦に向かえなかった」と苦しかった胸の内を明かした。

 ブログには「感謝。」と題し、その日朝4時まで眠れなかったことに始まり「怒られてしまうかもしれませんが、本当に一瞬、一瞬ですがどうでもよくなりました」と本音を書いた。それでも当日のアジア・チャンピオンズリーグ公式練習でサッカーの楽しさを再認識し、仲間や家族、ファンのためにも立ち直ったことや、予備登録選手としての心得もつづった。これにはネットで多くのメッセージが寄せられ、フィギュアスケートの織田信成もテレビ番組で「自分も五輪に行けなかったので共感できる」と言った。

 中村は「これだけ大勢の人が応援してくれてたんだと。メンバーに入らなくて、知ることもあったと思う。この経験を自分がどうするか」と受け止めた。大久保には「ひそかに先発(メンバー)じゃないかと思ってる」とW杯での活躍を期待した。【由本裕貴】