<J2:山形6-1栃木>◇第17節◇7日◇NDスタ

 山形は、チーム最多得点に並ぶ6-1で栃木に快勝し、6勝6分け5敗と再び白星を先行させ、6月攻勢のスタートを切った。今季加入のブラジル人MFディエゴ(30)が歴代チーム2人目となるハットトリックを達成。自身3度目の快挙で、ホームを盛り上げた。

 山形応援席がゴールラッシュに湧いた。ひときわボルテージが高まったのは後半37分だ。ディエゴが、左からのセンタリングを頭で合わせてハットトリックを達成。右手の3本の指を立てるOKサインで声援に応えた。東京V在籍時の07年以来、自身3度目(ブラジル時代も含む)の快挙。「点を入れてチームが勝つことが一番。ほっとした」と役割を果たし、笑顔をみせた。

 山形にとっても01年に2度達成したFW根本亮助(現山形ジュニアユース村山コーチ)以来、13年ぶりの記録。強力助っ人の大暴れを追い風に、チームはホームでの過去最多得点となる6ゴールで圧勝した。

 災いも福に変えた。前節大分戦でGK清水が右ひざを負傷して手術。センターバック西河も左ふくらはぎを痛めて欠場した。代わって10試合ぶりに先発出場したDF當間が開始6分、右CKから先制ゴール。移籍後初先発のGK兼田も守備範囲の広さを示した。石崎信弘監督(56)は「勝ちたいという気持ちが出ていた。今季連勝がないので、次も結果を出せるように」と6月攻勢を誓った。【佐々木雄高】