日本代表DF森重真人(27)が28日、GK権田修一(25=ともに東京)とともに東京・小平市で会見した。W杯初出場のコートジボワール戦では、マークしていた相手に得点されるなど世界との差を痛感。「勇気を持ってチャレンジできなかった部分がある」と、悔しさをにじませた。帰国時は黄色い声援の中、厳しい言葉も耳に届いており「両方をしっかり受け止めたい」と話した。帰国直後のホテルでは、ザッケローニ監督から「選手選考が間違いじゃなかったというような活躍をしてほしい」と託され、目頭を熱くした。「一番の財産は『経験』。この感覚と悔しさをどれだけ忘れずにできるか」と、雪辱を誓った。権田も「世界水準はイメージできている」と意気込んだ。オフは3日間で切り上げ、再スタートする。