C大阪がさらに窮地に追い込まれた。8月31日、DF藤本康太(28)が左肩関節脱臼で全治1カ月と診断されたと発表。30日神戸戦で負傷退場していた。リーグ戦で最近11試合勝ちがなく、J2降格圏の16位に低迷。DF山下とともにセンターバックでコンビを組み、セットプレーでも高さを発揮する藤本の離脱は大きな痛手だ。

 マルコ・ペッツァイオリ監督(45)は「いろんな選手を使いながらやっていくことは当然考えなければいけない」と説明。当面はDF染谷悠太(27)を代役として起用する見込みだ。3日(ヤンマー)と7日(等々力)に行われるナビスコ杯準々決勝川崎F戦では、日本代表MF扇原、韓国代表GKキム・ジンヒョンを欠き、負傷中の主将MF山口も不在。同じく神戸戦で負傷したMF長谷川、DF安藤も3日の次戦は出場が微妙で、悲壮な覚悟で臨む一戦となりそうだ。