J2山形は今日6日のアウェー水戸戦で、1トップのディエゴ(30)が先発から外れるピンチを背負った。4日の紅白戦で左足を痛め、5日のミニゲームも大事を取り回避した。28戦に先発し、チーム最多11ゴールの得点源。ベンチ入りはするが、石崎監督は「無理はさせたくない。ほかにも選手はいる。不安要素はあるが問題ない」と話した。

 ディエゴに代わり、FW万代宏樹(28)の23戦ぶりのリーグ先発が濃厚だ。身長182センチの西河と186センチのジュヨンのセンターバック2人が、それぞれ左足第3指基節骨折とU-23韓国代表招集で不在。184センチの万代には攻守のセットプレーの核になることも求められる。今季23試合出場も、途中出場の多い万代は「常に準備はしている。チャンスに力を発揮しないと、たまっているうっぷんは晴らせない」。6日からは天皇杯4回戦(10日鳥栖戦)を含め、アウェー3戦が中3日で続くが「3戦全部に出たい」と闘志を見せた。【佐々木雄高】