<J1:鳥栖1-0C大阪>◇第28節◇18日◇ベアスタ

 17位C大阪はJ2降格圏脱出に失敗し、残留圏15位甲府との勝ち点差が今季最大の3差に広がった。攻め手を欠いて引き分け濃厚となった後半ロスタイム。昨年途中まで在籍した鳥栖FW播戸のアシストから豊田に決勝点を奪われた。大熊裕司監督(45)は「立ち上がりは良かったが、つながらなかった。最後はアンラッキー。最悪でも勝ち点1を取っておかなければいけない試合だった」と悔やんだ。

 連敗が続けば、最短で11月2日甲府戦で3度目の降格が決まる。22日徳島戦はU-19アジア選手権に出場していたMF南野が復帰する予定だが、厳しい状況に変わりはない。FW永井は「ショックはでかい。切り替えるのは難しいですけど…。次の徳島戦に向けて修正しないと」と、肩を落とした。