10月13日に行われた韓国代表戦でAマッチデビューを飾り、16日には日本代表とも対戦するウルグアイ代表MFマルセロ・サラッキ(20)。この夏、アルゼンチンの強豪リバープレートからライプチヒへ移籍し、今季すでに公式戦12試合に出場している同選手の力の源は、南米原産マテ茶だという。

プレシーズンにチームへ合流した後、初めて行われた会見でもサラッキは「ウルグアイの人々にとってマテ茶は、どんな時も一緒にいる存在で、我々にとっては文化の一部。もはや“素晴らしい友人”のようなものだ」とコメントしており、「すでにチームメートからも注文を受けている。マテ茶は僕にとってのレッドブルだね。エネルギーを与えてくれるから」と、新天地ライプチヒを支える大手飲料メーカーを意識したリップサービスも忘れなかった。

大衆紙「ビルト」によると、6月8日午後、契約書へのサインとメディカルチェックを済ますため、ウルグアイの首都モンテビデオからフランクフルト経由でライプチヒに到着した際にも、マテ茶、水筒、マテ茶を飲むための専用容器など、一式が揃ったピクニック袋を左手からさげていたという。また、万が一ストックが底をつきそうになった場合は「(祖国の)友達に少なくとも小包2個分は持ってきてもらう」ほどの徹底ぶりだ。

これだけ愛飲しているのであれば、おそらく今回の東アジア遠征にも持参しているはず。日本の水で飲むマテ茶は、サラッキの舌に馴染んでくれるだろうか。