日本代表FW本田圭佑(28)が所属するACミランのベルルスコーニ名誉会長は、中国の習近平国家主席とクラブ売買について直接電話で話し合っている。

 12日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 習近平国家主席は大のミランファンで、09年の副主席時にベルルスコーニ名誉会長(当時イタリア首相)とイタリアG8で知り合った。その際、ベルルスコーニ名誉会長にミランを売るのかどうかを聞いており、同名誉会長は「もし売ることになれば、1番にお知らせします」と答えたという。

 2人は11年にもローマで会っている。最近では中国政府が作った企業団体組織の女性幹部がベルルスコーニ邸を訪れていたことがわかっている。彼女はミランの株51%の5億8000万ユーロ(約783億円)をミランにオファーしている。