今季限りで退団し、アルサド(カタール)に移籍するシャビが最高の形でバルセロナに別れを告げた。

 欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長から受け取った優勝トロフィーを頭上に掲げた35歳のMFは「こんな終わりを迎えられるなんて信じられない」と喜びをかみしめた。

 下部組織出身。正確なパスを操り、トップ在籍17シーズンでリーグ優勝8度など多くのタイトルをもたらした。

 バルセロナで最後の一戦は後半33分から登場した。“ウイニングボール”をしっかりと抱きかかえ「自分は去る。でも、バルセロナはこれからも好結果を出し続けると確信している」と述べた。