FIFAランキング1位のドイツは、ここまで5試合で20得点の爆発的な攻撃力を出せずに終わった。

 得点王争いトップの6点を挙げていたFWシャシッチも、先制機のPKを外してしまい「コーナーを狙いすぎたかもしれない」と落胆を隠せなかった。

 シュートは米国を上回る15本だが、遠くから放ったものが多く、枠内に飛んだのは1本だけ。主将のGKアンゲラーは「1失点してからも誰も諦めなかった」と持ち味の精神力を強調したものの、終盤は動きが落ちた。

 3度目の世界一には届かず、ナイト監督は「フォローの動きが足りなかった。残念な結果になった」と振り返った。