インテルミラノの日本代表DF長友佑都(29)は、ホームのローマ戦に左サイドバックでフル出場。コートジボワール代表FWジェルビーニョら、相手の得点源を封じ、勝利に貢献した。

 長友が2戦ぶり今季2度目のフル出場。リーグ最多25点を挙げる強力ローマ攻撃陣に仕事をさせず、完封勝利を果たした。試合終了後はグアリンとともにおなじみの「四股パフォーマンス」。マンチーニ監督も「素晴らしい守備をした。ダンブロージオ、長友ら全員が良かった」と名指しでたたえた。それでも長友は「(監督の信頼を得た感じは)全然ないですよ。まだまだアピールしなければいけない。明日にも評価が変わる世界なんで」と気を引き締めた。(西村明美通信員)