悪天候で順延された試合は、互いに譲らず1-1の引き分けとなった。

 先制したのは負傷でFWメッシ(バルセロナ)、FWアグエロ(マンチェスターC)、FWテベス(ボカ・ジュニアーズ)を欠くアルゼンチン。前半34分に相手ボールを奪ったカウンターから、MFディマリア(パリサンジェルマン)のスルーパスでFWイグアイン(ナポリ)が右サイドへ抜け出し、折り返しを中央へ走り込んだFWラベッシ(パリサンジェルマン)が右足で流し込んだ。しかし、後半13分、MFドウグラスコスタ(Bミュンヘン)のヘディングシュートがクロスバーを叩いたこぼれ球を、MFルーカスリマ(サントス)が左足ボレーで決めてブラジルが同点に追いついた。

 FWネイマール(バルセロナ)は出場停止が明けて復帰したが、得点を演出することはできなかった。

 アルゼンチンは2分け1敗の勝ち点2。ペルーがパラグアイを1-0で下して初勝利を挙げたため、9位まで後退した。ブラジルは1勝1分け1敗の勝ち点4で4位。