すでに16強入りを決めているRマドリード(スペイン)が、FWロナルドの全ゴールに絡む活躍でアウェーでシャフタル・ドネツク(ウクライナ)に4-3で競り勝ち、1位での決勝トーナメント進出を決めた。

 Rマドリードは前半18分、FWベールがペナルティーエリア左で飛び出してきた相手GKの頭上を抜ける浮き球で折り返し、走り込んだロナルドが無人のゴールに頭で押し込んで先制。後半5分には縦パスでのカウンターからロナウドの折り返しをMFモドリッチが右足で決め、その2分後にもロナウドのパスを受けたDFカルバハルが左足で技ありのゴールを決めた。さらに同25分、カウンターから左サイドをベールが持ち込み、クロスをロナウドが右足シュート。相手DFにはじかれたが、こぼれ球を自らが右足で押し込んで4点リードとした。

 これで試合は終わったかに見えたが、ここからシャフタル・ドネツクの反撃を受け、同29分にPKで失点。同32分にはセットプレーからゴールを割られ、同43分にMFテシェイラに決められて1点差に迫られたが、何とか逃げきった。

 Rマドリードは勝ち点を13とし、2位パリサンジェルマンとは3差だが、直接対決で上回っているため、1位での1次リーグ突破が決まった。