MF香川真司が所属するドルトムントが、FWロイス、FWオバメヤンのゴールなどでシュツットガルトに3-1で競り勝ち、4強進出を決めた。

 前半5分、ペナルティーエリア右からのオバメヤンのクロスがファーに抜け、走り込んだロイスが右足で決めてドルトムントが先制。同21分に追いつかれたが、同31分にカウンターからロイスのラストパスを受けたオバメヤンが、相手DF2人に囲まれながらも左足シュートを突き刺して勝ち越した。さらに後半44分、自陣左サイドでボールを奪ったオバメヤンがドリブルで駆け上がり、相手GKの鼻先で中央へラストパス。これをMFムヒタリャンが無人のゴールに右足で流し込んでダメ押しした。

 香川は2-1とリードした後半42分からMFギュンドガンに代わって出場。試合後はコメントせずバスに乗り込んだ。

 トゥヘル監督は「この結果に満足している。後半は多くのチャンスを作ることができた。非常に調子の良いチームを相手にパーフェクトな試合をしたと思う」と話した。

 もう1試合はブレーメンがレーバークーゼンに3-1で逆転勝ちした。

 FW原口元気の所属するヘルタは10日に2部のハイデンハイムと対戦する。