バルセロナの元監督で元オランダ代表の伝説的選手、ヨハン・クライフ氏(68)が、自身が患っている肺がんの状態について声明を発表した。ロイター通信が13日、報じた。

 クライフ氏は「前半を2-0でリードしている状況」と表現し、病気の克服に自信を見せているという。

 元喫煙者で、91年には心臓の手術を受けたクライフ氏は、昨年10月に肺がんと診断されていた。

 同氏は声明で「何度かの治療を行った結果はポジティブなものだった。医師の素晴らしい仕事、人々の愛情、そして自分自身の前向きなメンタリティに感謝したい。今現在の気分は前半を2-0でリードし、まだ試合は終わっていない感じ。だが勝利を確信している」としている。