第2戦が行われ、ACミランが3部のアレッサンドリアに5-0で圧勝し、2戦合計6-0で優勝した02-03年シーズン以来13季ぶりの決勝進出を決めた。

 MF本田圭佑は右サイドでフル出場し、3点に絡んで勝利に貢献した。

 ACミランは前半20分、縦パスをFWバロテリがポストになって落としたボールを本田が左足ダイレクトで相手DF裏へ浮き球を送り、走り込んだFWメネズが胸トラップから右足で決めて先制。同24分には右CKからDFロマニョーリがヘディングシュートを決めて2点目を奪い、同39分にもペナルティーエリア右でパスを受けた本田がキープしてMFポリへつなぎ、ポリのラストパスをメネズが決め3-0で前半を折り返した。

 後半に入っても攻撃の手は緩めず、35分には本田の左足の右CKが相手クリアミスを誘ってオウンゴールで追加点を挙げ、同44分には相手ボールを奪ったカウンターから、バロテリが相手GKの股抜きシュートを決めてダメ押しの5点目を奪った。

 準決勝のもう1試合、DF長友佑都が所属するインテルミラノとユベントスの第2戦は2日に行われる。長友は22人の招集メンバーに入っている。