同じ本拠地「サンシーロ・スタジアム」を持つ、FW本田圭佑(30)のACミランと、DF長友佑都(30)が所属するインテルミラノの「ミラノ・ダービー」は2-2の引き分けに終わった。本田はベンチ入りはしたものの、最後まで出場せず。長友は後半20分から左サイドバックで出場した。

 長友はピオリ新監督から2点を決められた相手FWスソを「しっかり止めてくれ」と後半20分にピッチへ送り出された。その後は得点を許さず、任務を完遂した。11年にインテルミラノ移籍後、9人目の指揮官。新監督になるたびに、ほとんどが先発から外され、ピオリ監督の初陣でもベンチスタート。それでも先発を勝ち取ってきた経験から「奪い取れる自信はある。しっかり日々の練習をやっていれば問題ない」とレギュラー奪取に自信を見せた。

 また、女優平愛梨と来年1月に結婚するという報道には「しっかり決まり次第、皆さんには報告します。良い方向に進んでいると思う」と順調な交際ぶりを明かした。心の支えになっているのかという質問には「間違いないです」と最後は照れ笑いだった。(波平千種通信員)