FW武藤嘉紀(24)が所属するマインツ(ドイツ)が、アウェーのサンテティエンヌ(フランス)戦に0-0で引き分け、敗退が決まった。

 ドイツ紙ビルトは敗戦の理由として「ピッチ上に、あまりにも多くのミミズがいた」と報じた。前日23日の練習では、試合会場のスタッド・ジョフロワ・ギシャールを使わせてもらえなかったが、トレーニング場にも大量のみみずがいたという。試合中は、雨が降り続け、ピッチでは足を滑らせる選手が続出。マルティン・シュミット監督は「(ピッチ)一面、ミミズだらけだった」とコメントした。

 武藤は右膝靱帯(じんたい)を痛めて戦列を離れており、この日はベンチ入りしなかった。(中野吉之伴通信員)