マインツのシュミット監督は、右膝の負傷で離脱しているFW武藤嘉紀(24)の復帰戦が、11日のボルシアMG戦(リーグ戦)になる可能性が高いことを明かした。8日付の独紙ビルトが報じた。

 10月の日本代表で負傷した武藤は、ここ2週間以上、トレーニングをこなしており、8日のカラバ戦(欧州リーグ)で復帰するとされていた。だが、同監督は同リーグからの敗退が決まっている状況にも「実験はない」と万全な選手を起用すると明言した。

 一方で武藤の復帰時期について「(8日は)まだ早すぎると思う。おそらく日曜日(11日)のボルシアMG戦で」と話した。ボルシアMG戦ではFWジョン・コルドバが累積警告で出場停止となることも関係があるという。「ジョンはそこ(ボルシアMG戦)で休憩が取れるのだから、欧州リーグでもう1度走れる」とコメント。8日の試合は武藤ではなく、コルドバを起用することを明かした。