元日本代表のシャルケDF内田篤人(28)が、1年9カ月ぶりに公式戦に復帰した。右膝のケガで苦しんできたが、FW南野拓実(21)が所属するザルツブルク戦に後半38分から出場。一時は引退も危ぶまれた状況から、はい上がった。

<内田と一問一答>

 -復帰した気持ちは

 グラウンドに来て、ユニホームが自分のロッカーに飾ってあるのを見た時は「おお」と思った。だんだん(残り時間が)少なくなっていったので、今日はないかなと思った。

 -ピッチに立った時は

 意外に冷静というか、試合展開が難しかったので。0-1で負けている展開でDFを代えるというのは、監督に感謝しなければいけないと思う。今日は「リハビリ頑張りました」のご褒美ではないかな。

 -完全な状態に戻るには

 時間はかかるのではないかと思う。「明日から100%」という感じではない。1年9カ月もプレーしていないサッカー選手は、本当に引退がかかっていると思うから。

 -次の目標は

 (ホームの)スタジアムでプレーすること。もうベンチでも何でもいいから。