レスターFW岡崎慎司(30)は0-2で敗れたエバートン戦に先発し、前半だけで退いた。接触プレーで左足首を痛めた影響とみられ、16位に甘んじているチーム同様、苦しい状態が続く。

 岡崎は、FWバーディーが3試合の出場停止となって11月26日以来の先発が回ってきたが、生かすことはできなかった。開始早々にタックルを受けて踏ん張った際、左足首に痛みが走った。10月にも痛めた箇所で「ずっと痛かった」と振り返る中、ゴール前でボールに飛び込んでも、シュートには至らない。ボールが集まらない前半に「代えられても仕方がないプレー」と交代を受け入れた。

 他リーグと違ってプレミアリーグは中断期間もなく、FA杯も絡んで年末年始の過密日程が正念場。「まあ、何とかやります」と岡崎は気丈に話したが、試練の時期となりそうだ。