ケルンFW大迫勇也が2ゴール1アシストなど4点に絡む活躍を見せ、チームを6-1の大勝に導いた。

 アウェーで最下位のダルムシュタットと対戦し、前半32分、FKからの2次攻撃でDFオルコウスキが右からグラウンダーのクロスを入れ、ニアに飛び込んだ大迫は触れなかったが、競り合った相手DFスルのオウンゴールを誘ってケルンが先制。同36分にはカウンターから大迫が中央を駆け上がり、左からのMFビッテンコートのクロスにフリーで頭をたたきつけて2点目を奪った。さらに同42分、左クロスをFWモデストが左足ダイレクトで決め、前半を3-0で折り返した。

 後半21分にPKで1点を返されたが、同27分、前線へのロングボールをFWルドネフスが相手DFと競り合ってこぼれたボールを大迫が拾い、ドリブルからペナルティーエリア外から右足ミドルシュートを放つと、ボールは相手GKの右手をはじいてゴールに飛び込み、再び3点差とした。大迫のゴールは昨年9月25日のライプチヒ戦以来で、今季リーグ戦4得点目。

 さらに同40分、右クロスからMFヨイッチが右足で決め、同44分には大迫がポストプレーから左足で絶妙のスルーパスを送り、FWルドネフスが左足で流し込んで6点目を奪った。

 ケルンは7勝8分け3敗の勝ち点29で7位。