FWハーフナー・マイク(29)が所属するデンハーグは、アウェーでユトレヒトと1-1で引き分けた。

 ハーフナーは1-1の後半開始からセンターFWの位置で出場。9分のCKは頭上を越え、合わなかった。試合終了間際にはペナルティーエリア内、胸でパスを受けたが左足シュートはできなかった。試合後は「個人的にはもっとチャンスに絡めたら良かった」と振り返った。チームは8戦未勝利で最下位に低迷するが「今日も粘り強く戦えた。続けることが大事だと思う。チームの雰囲気も上がっているし、勝ち点も取り続ければ良い方向に向かっていくかなとは思います」と勝ち点1をポジティブに捉えた。

 1月に耳と顎の痛みで入院治療していたハーフナーは、1月末に練習復帰。公式戦は2月3日のフィテッセ戦からベンチ入りし、途中出場しているが、復帰後のスタメンはまだない。その理由をハーフナーは「病院で2週間過ごすっていうのはやっぱり重症」なので、フルネンデイク監督が「まだ」と判断しているからだと理解している。しかし、「個人的にはスタメンで出られる状態にはある」とコンディションの問題はないと話す。

 練習試合では90分出場し、ゴールも決めているが「そろそろ公式戦で点を取りたいです。もう6ヶ月近く取っていないので。個人的にはちょっとキツイですね…やっぱりゴールがすべてなので」と、ゴールに飢えている今の気持ちを吐露した。

 最後の公式戦でのゴールは昨年8月28日ヘラクレス戦。「こんな点を取れない時期というのはあんまりなかった」と話すハーフナー。ゴールを取るためにはとにかくスタメン出場にこだわるつもりだ。「やっぱりスタメンで出たいです。そのためにアピールしていかないと。また練習からしっかりやって、監督の目に『スタメンでいける』と映るようにアピールしていければと思います」と前を向いた。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)