多くの負傷者で頭を悩ませているマンチェスター・ユナイテッド(マンチェスターU)のジョゼ・モウリーニョ監督(54)は、30日のスウォンジー戦で自らがピッチに立つとジョークを飛ばした。28日付の英メトロが報じた。

 FWイブラヒモビッチ、MFマタ、MFポグバら攻撃の中心選手が負傷しているが、とりわけ悲惨な状況なのがセンターバック。スモーリング、ジョーンズ、バイリー、ロホの4人体制でシーズンをスタートしたが、残っているのがバイリー1人。前節のマンチェスターC戦では、バイリーのパートナーにボランチを主戦場とするブリントを起用した。モウリーニョ監督は「選択肢はアクセル(トゥアンゼベ)、エリック(バイリー)、デーリー(ブリント)だけだ」と、経験が浅い19歳のトゥアンゼベを入れた3人だけと、苦しいチーム状況を説明した。

 ここでモウリーニョ監督は「私もジムでハードなトレーニングを積んでいる。(チームの)選択肢に私も入ることができる」とまさかの発言をした。さらに「スウォンジー戦はモウリーニョとトゥアンゼベだ」とモウリーニョ節がさく裂した。