スペイン対決の第2戦が行われ、2連覇を狙うレアル・マドリードは1-2でアトレチコ・マドリード敗れたが、2戦合計4-2で決勝進出を決めた。

 ジダン監督は「決勝でユベントと対戦するのは自分にとって特別なもの。自分にとって選手時代に全てを与えてくれたクラブと対戦する。今はマドリードにいるし、同じように自分の一生のクラブだ。だからこそ楽しみな決勝になるだろう。連続で決勝に進出したことは全員の働きによってのものであり、素晴らしい仕事をしてきたからだ。まだ、ここで終わりじゃない。リーガの3試合が残っているし、その後決勝に向けて考える時間がある。あそこからどうやってベンゼマが抜け出したかはわからない。サッカーはそんなもので、彼はゴールだけでなくああいったプレーができる。彼のパフォーマンスに満足だ。ゴールが足りないがチャンスはあった。試合の後、話をしたが彼もどうやったかはわからないって言っていた」と、前半42分にゴールライン付近の狭いスペースで相手DF3人を抜き、MFイスコのゴールの起点となったベンゼマのプレーを絶賛した。

 その貴重なアウェーゴールを決めたMFイスコは「決勝進出ができて本当に満足。自分達が達成してきたものは決して簡単なものではない。アトレティコは偉大なライバルであり、本当に彼らはずっと自分たちを苦しませてきた。ゴールを決めてから彼らの勢いも少し落ちた。3点を更に決めることは厳しいものだっただろう」とコメントした。

 この試合は不発だったエースFWのロナルドは「幸せだ。チャンピオンズの決勝を戦えることに満足。難しい試合だったけどチームは良いプレーを見せたし、トータルで見れば相手より良かった。決勝でプレーするのに相応しいと思う」と胸を張った。