25日に行われたブンデスリーガ16位ウォルフスブルクと2部リーグ3位ブラウンシュバイクとの入れ替え戦第1戦で、試合前にひと騒動があったと、27日の独紙ビルトが報じた。

 ブラウンシュバイク全選手のスパイクがびしょびしょになっていたという。

 ウォルフスブルクのイベントマネジャーであるトーマス・フランクは「衛生上の理由で24時間ごとに自動的にスタジアム内のすべての水回りのシステムが稼働することになっています」と説明。さらに「ブラウンシュバイクはスパイクを試合の準備段階でシャワー室に置いていたに違いない。ウォルフスブルクの代表が今回の事象についてすでにブラウンシュバイクの代表に説明しています」とコメントした。

 ブラウンシュバイク側に24時間ごとに稼働する件が前もって伝えられていなかったのかははっきりされていない。ブラウンシュバイクのスパイクはクラブの用具係が確かにシャワー室に置いていた。

 いずれにしてもブラウンシュバイクの選手はこの一件に激怒。ミルコ・ボランドは「全部びしょびしょ。すごく嫌な感じだった」と話し、ケン・ライヒェルは「どこかのウォルフスブルクの人はこうした冗談を許されたんだろう。スパイクは水浸しだった。こんなことに罰を与えるサッカーの神はいるよ」と話していた。