日本代表FW本田圭佑(31)の新天地がメキシコの名門パチューカに決まった。14日、本田が自身のインスタグラムとツイッターで発表した。

 ACミランとの契約が6月30日に満了し、無所属だったが「集大成」と位置付ける来年のW杯ロシア大会に向け、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)に所属するメキシコ1部リーグの名門をチョイス。本田らしい選択となった。

 パチューカは、今年12月にUAEで開催されるクラブW杯に北中米カリブ海王者として出場する。同大会にはすでにレアルマドリードが欧州王者として出場することが決まっている。

 J1名古屋でプロになり、オランダのVVVフェンロ、ロシアの強豪CSKAモスクワ、イタリアの超名門ACミランと移籍のたびにサプライズを巻き起こしてきたが、海外4クラブ目の選択でもまた驚かせた。

 過去に日本人では福田健二氏(J2横浜FCの強化ダイレクター)が同じパチューカに所属し同リーグでプレーしている。

 メキシコリーグ「リーガMX」は21日に開幕する。パチューカは23日にクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルと開幕戦を戦う。この試合が、パチューカ本田のデビュー戦となる可能性がある。