フランクフルトの長谷部誠(34)はヘルタ戦にDFで先発したが、0-3の敗戦の「戦犯」になってしまった。

 後半10分に相手を倒してPKを献上し、先制点を許した。さらに同34分には相手に肘打ちを見舞って一発退場。日本代表で主将を務め、冷静さが光る長谷部にしては珍しい姿で、チームはその後にダメ押しの3点目を奪われた。コバチ監督は「PKを引きずってしまったのかは分からないが、明らかにレッドカードのプレー。彼はベテランだし、あってはならないプレー」と叱咤(しった)。複数試合の出場停止もありうる。(中野吉之伴通信員)