第1戦が行われ、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はホームでレアル・マドリード(スペイン)に1-2で逆転負けした。

 ハインケス監督は「ハーフタイム前に完全に不必要な失点をしてしまったのが間違いなく今日のポイント。あれは我々からのプレゼントのようなものであり、2失点目もそうだ。全体的にみて、自分のチームが欧州チャンピオンズリーグの試合でこれほどのチャンスを作りながら、生かしきれなかったのはあまり見たことがない。マドリードでもう一度この結果を修正するために全力で臨むつもりだ」と巻き返しを誓った。

 FWミュラーは「あれだけのチャンスがあったのにハーフタイムで1-1だったのには苦笑いだ。Rマドリードが2-1で勝利したのを大部分助けてしまった」とコメント。DFキミヒも「開始1分で最初のチャンス。最後のパスがちゃんときていたら得点もありえた。そのあと前半にも、後半にもいいチャンスがあった。Rマドリードは2つのチャンスで2得点。僕らはそれだけのチャンスがありながら生かせなかった。どれだけのチャンスを作ったかが問題ではない。それを決めないと」と悔しがった。