昨季イタリア2部2位で1部昇格を果たしたパルマは23日、八百長疑惑によりふたたび2部降格の可能性があったが、1部にとどまり今季の勝ち点マイナス5からスタートすることになったと、伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 15年に倒産して同4部まで降格したパルマは、昨季の2部最終節スペツィア戦に2-0で勝ち、1部昇格を勝ち取った。だが、この試合でパルマFWカライオが、対戦相手スペツィアの選手に対して送った携帯メッセージが八百長だった可能性があるとして審議されていた。

 これによりチームは勝ち点5を失ったがセリエAに残ることになったが、カライオは2年間の出場停止処分となった。パルマ側は「クラブには責任がない」と、選手が独断でしたものだと主張。不服とし、上訴する構えだという。