<セリエA:インテルミラノ1-0キエボ>◇23日◇ミラノ

 インテルミラノの長友佑都(25)は左サイドバックでフル出場。相手との接触で倒れてドクターが呼ばれる場面もあったが、献身的な守備でホームでの今季初勝利に貢献した。「ほっとしている。なかなか勝てなくて、サポーターもネガティブな雰囲気があったので」と安堵(あんど)感を漂わせた。

 得意の攻撃参加は控えめ。右サイドバックのマイコンとのバランスを意識し、自重する場面が多かった。「勝つことが一番大事。0点に抑えたのは良かった。守備をしながら、いいタイミングで上がれることもあったので、その数を増やせれば」とインテルで2シーズン目らしい余裕を見せた。