<セリエA:インテルミラノ3-1ウディネーゼ>◇25日◇ウディネ

 インテルミラノに所属するDF長友佑都はアウェーのウディネーゼ戦でストラマッチョーニ監督就任後初めてフル出場し、左サイドバックで3-1の勝利に貢献した。

 試合開始直後からサイドを積極的に駆け上がり、前半10分の同点ゴールの起点になった長友は「前半からいいパスが来ていたし、楽しんで試合ができた」と笑顔。守備面でも「1対1でも勝てたし、連動もうまくできた」と振り返った。

 就任5試合目で長友をフル出場させた指揮官も「重要な役割を果たしたと思う」と満足げ。特にウディネーゼの攻撃陣を機能させなかった守備を「運動量が衰えず良いプレーを続けていた」と高く評価した。

 この活躍で今後の出場が確約されるわけではないが、長友は「ポジション争いに幸せを感じている。成長し、努力することができて楽しみ」とビッグクラブ内での競争に充実感を得ていた。