<セリエA:インテルミラノ0-0ナポリ>◇26日◇ミラノ

 インテルミラノの長友佑都が、ホームで3位のナポリとの試合に左MFでフル出場した。

 試合はスコアレスドローに終わったが、後半37分の好機ではGKに阻まれはしたものの、強烈なシュートを放つなど見せ場を作るシーンもあった。<長友と一問一答>

 -難しいナポリ戦で、0-0という結果で終わりましたが

 「結果が物語っている通り、リーグ戦の強豪。強かったなと思います。やっぱりカウンターの迫力だったりとか、そういった部分があったと」

 -欧州リーグを狙ってるんだったらこの試合は勝ちたい試合だったんじゃないですか?

 「どんな試合も勝ちたいですけど、まあでも最低限かなと。正直、実力的に言ってもナポリの方が上だし、一人一人見ても、ナポリの方が上だと思うので」

 -次はダービーですね

 「そうですね。まあ今日イエローもらわなくて、ほっとしてますけど。とりあえずいい準備して」

 -純粋に敵として本田選手とのマッチアップっていうのは、何を気をつけますか?

 「ケイスケと相手のチームとして戦うのは初めてで、その舞台がミランダービーっていうのでね。彼とは昔からやっぱり同じ位高い志を持って共にやってきたんで、仲間でもあり、ライバルでもあるんで。本当に選手としてもすばらしい選手だと思うし、ただ、負けたくはない。マッチアップすると思うし、いい戦いになるんじゃないかと思います」

 -今日は岡崎選手が14点目を取ったんですけど、W杯に向け調子が上がってきているっていうのを感じますか?

 「もちろん調子を上げてきている選手もいるし、怪我をしている選手もいるんで。ただW杯まで後1カ月半位ですかね。その中でできる事をやるしかないんで。いいコンディションを保ってやって行きたいなと思います。それだけです」

 -自分としてはどうですか?

 まだリーグ戦やってるから日本代表に向けての気持ちはまだそれほどじゃないかもしれませんが。積み上げて行くって言う意味では

 「いや、もう日々の練習からW杯の事を意識してやっているんで、その積み上げがどれだけ出せるかなと言う事だと思います」