サッカーのスイス1部リーグ、バーゼルに移籍したワールドカップ(W杯)ブラジル大会日本代表FW柿谷曜一朗が22日、スイスのバーゼルで入団記者会見を行い「このチームのサッカーが魅力的と思った。熱心に声を掛けてくれた」と新天地を求めた理由を説明した。

 バーゼルは欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場するが「欧州CLは子供の頃からの夢だが、それが理由ではない。C大阪では一度もタイトルが取れなかったから、5季連続でリーグ優勝できるチームはどんなものかと思った」と述べた。

 会見前のトレーニングでは冒頭15分が公開され、軽いランニングの後にパス練習などを行った。グラウンドではチームメートから何度も「カキ」と声を掛けられながら積極的に体を動かした。