ドルトムントのクロップ監督が、27日のシャルケ戦(1-2負け)でMF香川真司(25)を先発から外した理由を明かした。8日付のビルト紙が報じた。

 香川は1点を追う後半12分から出場。シュートを放つも得点にはからめなかった。クロップ監督は先発メンバーについて聞かれると「我々は試合に勝つためにこのメンバーを選んだ。同時に何人かの選手には、負担が大きくなり過ぎないように考えた。だからこのフォーメーションと決めた。シンプルなプレーでボールを運ぼうと考えていた」と戦術を明かした。

 また「ルールダービー」でシャルケに敗れたことについて「我々にとっては最悪の夜。サッカーについては全て説明できるが、こうした重要な試合の後はそれも必要ない。感じないと」と振り返った。

 第6節までで合計11失点と、3試合勝ち無しの難しい状況。「プレーする意味を取り戻さないと。しかし1つ私のことを信じて欲しい。我々は必ず戻ってくる。時間はかかるかもしれないが、必ず戻ってくる」と巻き返しを誓ったという。