<ブンデスリーガ:フランクフルト4-0ボーフム>◇6日(日本時間7日)◇フランクフルト

 日本代表MF稲本潤一(29)のフランクフルトが、MF小野伸二(29)のボーフムに4-0と大勝した。稲本は先発出場したが、前半だけで途中交代。小野はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。フランクフルトは勝ち点を19に伸ばし、11位へ浮上。ボーフムは17位へ順位を1つ下げた。(西村友通信員)

 フランクフルトが2点リードした後半開始のピッチに、稲本の姿はなかった。前半はスライディングカットに、クロスに、そしてシュートも放つなど、攻守に積極的なプレーを見せた。それだけに不可解な途中交代だった。フンケル監督は「彼は調子が悪かった」と説明したが、当の稲本は「悪くなかったと思う」とぶぜん。「次は(冬季中断前の)最後の試合なので、しっかりいい準備をしたい」と話すにとどまった。