<アジア大会:競泳>◇第6日◇24日◇韓国・仁川

 競泳の男子400メートル個人メドレーは、萩野公介(20=東洋大)が4分7秒75秒で制し、4冠に輝いた。

 6種目11レース目。疲労はピークで、一時は4位に後退するピンチもあったが、最後の自由形で一気のスパートで金メダルを獲得した。昨夏の世界選手権では瀬戸大也(20)に金メダルを奪われたが、このレースでライバルは3位。リベンジに成功した。

 それでも本人に満足感はない。「もっと高いところを狙うためには、前半積極的にいって、後半粘らないといけない」。今後は五輪金メダルの目標へ、世界記録を目指していく。25日は200メートル背泳ぎに出場。5冠を達成し、7種目挑戦の有終の美を飾るつもりだ。