日本陸連は11日、世界選手権(8月、北京)マラソン代表として計6人を発表した。女子は名古屋ウィメンズ3位の前田彩里(23=ダイハツ)ら3人を選び、選考レースの昨年11月の横浜国際で優勝した田中智美(27)を選ばなかった。レース展開などを考慮し、大阪国際3位の重友梨佐(27)が選出された。

 ◆世界選手権マラソン代表選考 代表枠は前回大会より2減の男女各3。男子は福岡国際、東京、びわ湖毎日の日本勢上位3人と別大毎日の最上位、女子は横浜国際、大阪国際、名古屋ウィメンズの上位3人と北海道の最上位から本番で活躍が期待できる選手を選ぶ。日本陸連の設定タイム(男子=2時間6分30秒、女子=2時間22分30秒)到達者やナショナルチームの選手が優先される。世界選手権で8位以内に入った日本人最上位は来年のリオデジャネイロ五輪代表に決まる。