<F1:ベルギーGP>◇予選◇◇1日◇スパフランコルシャン・サーキット◇1周7・004キロ

 ザウバーの小林可夢偉(25)が自己最高となる2番手に入った。小林は、ポールポジションを獲得したマクラーレンのバトン(英国)と0・298秒差で、決勝は自身初となるフロントローからのスタートとなる。

 日本人ドライバーが最前列で決勝を迎えるのは、04年欧州GPで予選2番手となった佐藤琢磨以来。これまで、今季中国GPでの予選3番手が最高だった小林は「素晴らしい予選でした。このコースは自信があったので、しっかりと車のポテンシャルを引き出したいと思っていた。(次戦以降)あと9戦残っている中で、我々のチームにとって重要な結果。2番手はすごくうれしい結果で、明日(決勝)は期待が持てる」と喜んだ。