男子400メートル個人メドレーは萩野公介(東洋大)が4分8秒54で4連覇し、瀬戸大也(JSS毛呂山)が4分10秒97で2位となり、ともに派遣標準記録を突破して代表に決まった。萩野は昨年に続く4冠。

 女子200メートル平泳ぎは渡部香生子(JSS立石)が日本記録に0秒18と迫る2分20秒90で4冠に輝き、2位の金藤理絵(Jaked)とともに代表入りした。中学3年の今井月(本巣SS)は3位で代表を逃した。

 男子100メートルバタフライ1位の藤井拓郎(コナミスポーツク)と同2位の川本武史(中京大)、女子400メートル個人メドレー優勝の清水咲子(ミキハウス)も代表入り。19年ぶりの中学生日本一となった女子50メートルバタフライの中学3年、池江璃花子(ルネサンス亀戸)は派遣標準に届かなかった。

 400メートルリレーと400メートルメドレーリレーは女子がともに派遣標準を突破したが、男子は400メートルリレーで届かなかった。今大会は2つの日本新が誕生した。代表は13日に正式発表される。