フィギュアスケート男子でソチ冬季五輪金メダルの羽生結弦(ANA)が8日、名古屋市内で記者会見し、新シーズンのプログラムについて、12日から横浜市の新横浜スケートセンターで開かれるアイスショー「ドリーム・オン・アイス」で披露する考えを明らかにした。

 ショートプログラム(SP)では得点加算がある演技後半に4回転を跳び、フリーは4回転を3つ組み込む高難度の構成に再挑戦する予定で「体力、精神的につらい後半に合った4回転の跳び方を探せればいい」と意欲を見せた。

 また、衝突事故や腹部手術などがあった昨季を振り返り「いつでも最低限の演技ができるよう、けがへの対処や予防を常に注意しないといけない」と話した。